
「虚数」。
二乗すると−1になる数は実数の中に存在しませんが
そういうものもあるとし、Real Numberに対して
Imaginary Numberという名前で呼んでいる訳ですね。
皆さんこの虚数に対してはかなりいかがわしいイメージを抱いているようです。
「ホントは存在しないんでしょ?」みたいな。。。
けどぶっちゃけた話、虚数に限らず数学は全て存在しないVirtualです。
ネーミングが理解を妨げているかもしれませんが
1や2/5という数だって仮想的な物でしかなく、
あるのは「1つのりんご」や「2/5切れのピザ」だったりするのです
その違いは現実世界との対応関係の有無でしかありません
具体的なイメージが持てると
人間はその対象を受け入れやすいのでしょうが
虚数には現実世界に当てはまる物が無いので
これは「ニセモノ」だという印象を受けるのでしょう
昔は負の数や0だって受け入れられてなかったのですから
ある種全く同じ理由で。
まぁミクロの現象を説明する基礎方程式である
シュレーディンガー方程式に虚数がもろに現れてくるので
対応関係は一応成立するのですが。
しかし物理学はあくまで世界を記述しているだけであり、
本質的なのは代数構造やアルゴリズムなので
説明出来れば何を使っても良いのです
たまたま虚数が使いやすいだけです。
そして数学は結局 物事を表現する為に人間が生み出した言語に過ぎません
だからこそ前衛的な文法を使うと
保守的な一部の人間の反感を買うのでしょう。
数学のもっと奥底には、δ関数や経路積分といったものの妥当性が
議論されていたりします。
でもやってる事は結局いつでもどこでも変わらないんでしょうね
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